いつものお酒の会
2001年2月23日
お出ししたお酒です

松盛 大吟醸生原酒 2001年
(茨城 岡部合名会社)

松盛 大吟醸生原酒 1998年
(茨城 岡部合名会社)

倭小槌 まごころ 純米生原酒 2001年
(兵庫 井澤本家)

倭小槌  純米大吟醸原酒 1998年
(兵庫 井澤本家)

梅錦 太陽と土のめぐみ 吟醸生原酒 1996年
(愛媛 梅錦山川)

満寿泉 SUPECIAL 純米原酒 1998年
(富山 桝田酒造)

今回はすべて吟奏の会のお酒で構成しました。さらに搾りたてと熟成酒の飲み較べです。なかなか飲むことの出来ない貴重なお酒をセレクトしました。
「松盛」のビンテージ違い。新酒時は香りが華やかで当店でもとても人気の高いアイテムです。圧倒的に女性に人気があります。出来ればワイングラスで楽しんだほうが香りを堪能できる酒質。これが'98になると,やや粘性が出てきて山田錦に由来する「色気」が感じられてきました。みなさん同じお酒がここまで変わるのかと驚きの様子です。厳密に言えば同じではないのですが,でもやっぱり随分変わりますね。評価としては'98の方が高かったです。
「倭小槌 まごころ」 今年の「まごころ」はハンパじゃないです。2000円代でこの味わいを出すと他の蔵元さんがかわいそうですね。抜群のコストパフォーマンスです。純米とは言っても,純米吟醸で通用する味わいです。倭小槌の真骨頂が発揮された銘酒ではないでしょうか?いわゆる淡麗辛口ではなく,男性的なダイナミックな味わいで,酒を飲む喜びを感じる事が出来る数少ないアイテムですね。
「倭小槌 純米大吟醸」 堂々たる横綱という感じでしょうか?男性的なダイナミックな味わいに,熟成による深みが加わって何にも変え難いものがあります。もう何もいらない…。
「太陽と土のめぐみ」 一体これはなに?一瞬何が起こったのかわからなくなりました。あの酒がどうしてこういう味になるの?驚きです。別に不味かったんじゃないですよ。あまりにもオオバケしたのでビックリ!飲んだ瞬間,全員沈黙でした。この美味しさはなに?私にはわかりません。ただ平伏して味わうのみですね。時の偉大さに脱帽です。
「満寿泉 SUPECIAL」 梅錦の興奮も冷め遣らぬうちにまたまたこういう酒を飲むとこれまた,なにも言えませんね。日本酒ってこんなに美味しいんですよね。うれしいです。

これとは別に,この日は妻の100%手打蕎麦をお出ししました。蕎麦粉は,当店ホームページで御紹介している「ほそ川」さんからお分けいただきました。自分で言うのもおかしいですが,本職顔負けのお蕎麦が御提供できたと思います。妻の蕎麦の先生がこの会に参加してくださいましたが,何と先生にお蕎麦を茹でて頂けました。今回出席してくださった女性お2人が,この先生の蕎麦打ち教室に通うなんてビックリでした。この日は酒談義と蕎麦談義で超盛り上がりました。


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