rhone

ローヌ地方は日照量に恵まれている為,ワインは全般的にアルコール度の高い,力強いものとなります。また物理的にも地質上からも,北と南に大きく分けられます。

北部では,畑のほとんどが花崗岩質土壌の急斜面にあります。栽培されている葡萄は赤ワイン用がシラー種,白ワイン用にヴィオニエ,ルーサンヌ,マルサンヌ種などがあります。

一方,南部は石ころの多い畑が台地に広がっていて,栽培面積も北部の約30倍近くあります。ほとんどのワインは複数の葡萄を用いる為,栽培されている葡萄の種類が多いです。赤ワイン用にグルナッシュ,サンソー,シラー,ムールヴェードル種など,白用にはルーサンヌ,マルサンヌ,ブールブーラン,ユニ・ブラン種などがあります。

味わいの特徴として,北部は,コクとエレガントさを持つものが多く,南部はまろやかな旨味を持ったものが多いです。ただ葡萄が複数ブレンドされるので,生産者によって味わいのスタイルが大きく異なります。とても味わいのバリエーションの多いのがローヌ地方の特徴です。

銘柄

生産者名

年号

種類

容量

価格

特徴

コート・ロティ

ロベール・ニエロ

96

750ml

\4,650

コート・デュ・ローヌ ”モン・キュール”(私のハート) 

ジャン・ルイ・シャーブ・セレクション

98

750ml

\4,050

フランス ガストロノミー界の至宝と称されるドメーヌ・ジャン・ルイ・シャーブが1990年代に設立。シャーブの厳しい要求にこたえるだけの資質を備えた小規模なドメーヌのワインを,ジャン・ルイ・シャーブが独自にアッサンブラージュしています。ドメーヌ・シャーブの葡萄は使われていませんが、栽培から収穫、醸造に至るすべてのプロセスにおいてシャーブが緊密に関与しています。シャーブの哲学が見事に再現された期待を裏切らないワインです。

「モン・キュール」は1998年からスタートしたプロジェクトです。広大な原産地呼称コート・デュ・ローヌからシャーブの要求に見合う4つの小規模ドメーヌがヴィザン、ビュイソン、ヴァンソーブル、エステルザルグ各村から選ばれました。いずれも有機栽培を実践し、収量を抑制したブドウ栽培に徹している無名の栽培家達であり、各ドメーヌは栽培から醸造に至るすべてのプロセスをシャーブとのコラボレーションで行なっています。個々のドメーヌで醸造されたワインはモーヴにあるジャン・ルイ・シャーヴ・セレクションのセラーで、それぞれのキュベに最適な方法で、12〜18ヶ月にわたり熟成が行なわれます。


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